そもそも" 出資者でもないのに " とは思うものの、書きたい事も書けず言いたい事も言えない
こんな世の中じゃ POISON ! とも思う部分もあり競馬に関係する事だから書いてしまおうと
自分を納得させる事が出来たので、全く需要がないのは分かりつつも書いてみます。
私の考えに関して、競馬の事だけは透明性を大切にしていこうと今だけ思っていますので...。

マイケル・タバート氏率いる ニューワールドレーシングクラブ が2016年産馬募集を開始した
2017年12月末はちょうど私が数か月前に一口を始めた頃で、40口にも興味をもっていた為、
既存のクラブとの違いを明確に打ち出した経営方針にも好感を覚え、資料請求をして出資を
具体的に検討していた時期もありました。 (つい最近まで...。)

当初打ち出されていた " CONCEPT " と " 経営方針 "

★運営に関する費用の請求(入会費、毎月会費、年会費)は一切なし
★募集馬引退までの運営に関わる事務手数料及び賞金分配時の手数料等は一切なし
★2歳の1月1日以降の費用は全て明細を開示した上での実費のみ
★育成が始まってから引退まで毎日の情報更新
★レントゲン、喉検査の映像や心臓検査結果など、獣医チェックの元となる情報を全て開示
★会員から担当獣医への個別質問を常時受付
★明確な目標=桜花賞(牝馬)、ダービー(牡馬)
★目標レースである桜花賞・ダービーに当該出資馬が出走した場合に所属厩舎に
  謝礼金500万円を支払う(250万円はニューワールドレーシング、250万円は会員負担)
★浦河町を中心に日高地方を少しでも身近に感じて頂けるような会員サポート
 (名産物を届ける等)
★浦河町を中心に、日高の牧場が生産し育てた馬を厳選
 (将来の日高のベースアップとなり得る海外生産馬は例外的に募集することがあります)
★全員一致は難しくても会員の声をなるべく反映する姿勢で運営
 (騎手の希望、海外遠征の有無等)

その後も出資者用レストラン(URAKAWA)のオープンや、牧場ツアー費用が既出資者やその
同伴者は無料で参加できる等の試みを行い注目を集めていました。
また賛否はあったようですが、ある芸能人をBS番組を通じ出資者として迎え入れたりと多くの
話題を提供し、一口クラブの存在の周知に貢献した事は間違いないと思います。
私はアノ芸能人の方は余り好きではないですし、番組内容をみるとPR媒体として相応なのかは
疑問もありますが、新興クラブが費用を抑え認知度を上げる為のメディア活用法としては有効で
あったのではないかと思いますし、実際に賛否を含め注目を集める事は出来たと思います。

また当初の " CONCEPT " を見た時から、運営費用や事務手数料部分は募集馬代金に上乗される
であろう事は容易に想像がつきましたが、「明確な目標」云々の部分に関しては自らに不必要な
枷を加えてしまっている様に感じて少し不安になりました。
しかもこの内容だと、複数頭はまだしも複数口に出資すると上乗せ分の負担だけが増えていく
形になり、デメリットが生じてしまうと多くの方が考えたと思います。

この2年間の募集馬を見ると、私が想像していた額よりも上乗せ部分が大き過ぎるのと感じますが、
全募集馬が満口となる訳ではない為、リスクヘッジとしての側面もあるのでしょう。
まあ募集馬の仕入れ価格を正確に把握している訳ではなく、同様の血統背景の他クラブ募集馬や
各セールでの落札価格等を参考にして考えると、そう感じてしまうという程度のことですけど。
(2頭に関しては知人が牧場関係者に聞いた金額を基にした感想ですが、何れにせよ又聞きですから。笑)
出資者の方はその金額に納得されて出資されているので、そこは全く問題にはなりませんけどね。

同じく「明確な目標」に対しても現状の結果は別にして、初年度の募集馬はこんなに遅生まれの仔で
桜花賞やダービーに間に合うのかな?程度の懸念や血統背景(特に牝系)に "?" な部分はあれど、
種牡馬を見ればなるほどと思う部分もありましたが、2年目の募集馬に関して数頭は確実に目標とは
違う方向の募集だと感じる馬が入って来ていますよね。 (例えば、5月生まれのダンカーク産駒)
しかも、もし競争能力がソコソコ高いダート向きの競走馬がいたとすれば、謝礼金500万を目当てに
無理くり桜花賞への出走を考える調教師がいても不思議ではない。 (私ならもしかして...。
ただ募集馬の質に関しては、私が馬を見る能力が全く無い為、これはただ難癖の類になるのですが、
やはり「明確な目標」の部分は余計であったと思っています。


で、ここからは最近話題になっている規約変更や方針転換?と思われる点、先日新たに発表となった
URAKAWAファンドに関して触れていきたいと思います。

まず少し前に話題となっていた マイネナデシコの17 、そう私の元出資馬 レベルドアリュール の半妹。
ボーンシストが判明したのに募集を継続している問題に関しては、既出資者で放棄を希望する方には
返金するとの対応をされたようですし、現状もリスク説明の上で募集されているようなので問題はない
かと思いますし、一連の流れを見ると誠実な対応をされているなと感じました。
(事実、私の友人で出資取りやめ返金を受けた人は、その後も同クラブの別馬への出資を検討していました。)

また公式な発表はなく噂の域を出ない情報ではありますが、今年からは牧場ツアーの費用が無料では
無くなると言われているようですが、別に普通の事ですよね?昨年が特別過ぎただけですので無問題。


しかし振込手数料の問題に関しては、誠実さの欠片もないお粗末な対応だと言わざるを得ません。
IMG_1686
※これでは見辛いので、クリックして頂くと大きな画像で御確認いただけます。

先日告知もなく文面が修正されカッコ以下の部分が加筆されていました。
以前のLINEの文面(左側の画像)では振込手数料に関して金融庁から指摘があった旨の記載ですが、
その部分は金融庁の指導が入る可能性があると弁護士から指摘があったと修正されています。
(きっと出資者の方々には個別に加筆修正の件は連絡があったのだと思いますけどね。)
マイケル・タバート氏は京都大学を卒業され、日本でコンサルタントの仕事をされていたはずですが、
日本語の文章を書く事は苦手なのでしょうか?母国語じゃありませんし日本語は難しいですからね。
今後は例えSNSだとしても日本語で文章を書く時は、代筆を依頼する事を強くお勧めします。

しかしもし金融庁からその様な指摘や指導が行われるとしたら、現時点で振込手数料を負担している
全一口クラブや一部証券会社など多くの金融商品取引業者に対して一律に行われる事になります。
ただ今までNWRさんは、分配金発生週の翌週に週次の振り込みを行っていた様なので、他のクラブに
比べれば振込手数料部分の費用負担が大きくなっていたと思いますし、その点に関して懸念があった
という事なら理解は出来なくもないのですが、今後は月一回精算となる様ですから問題ないはずです。
また修正後の文面や加筆部分では、弁護士からのアドバイスによるものとのされていますが、それが
事実なのだとすればどの様な法律的観点からなのでしょうか?
振込手数料に関係する法律の条文としては、民法483条、商法516条がそれにあたると思うのですが、
ザックリとした一般的解釈では、「振込手数料は振込をする側の負担」と考えられているのですから、
分配金に関する手数料はクラブ負担、出資金振り込みの際の手数料は出資者負担とさえしておけば、
法的に金融庁から指導される恐れはなくなるではないでしょうか。
預託料などの実費請求部分の振込時の手数料も指摘の対象になる可能性はありますけど、その点は
「継続的な取引における両者の合意の上であれば、振込手数料を債権者負担とすることは問題ない」
との事例もある訳ですから、それを規約に加筆すれば済む話だと思いますけどね!

私は法律の専門家ではないですから、その弁護士さんは私が知らない法的な根拠に基づいて指摘を
されているものだと思いますので、機会があれば後学の為にも是非御教授頂きたいものです。
本来はそれを出資者に説明すべきだと思うのですが、その点は指摘しないのですか?弁護士さん!


そしてURAKAWAファンドですが、ファンド対象馬の出資契約の解除と返金に応じている点に関して
" Twitter " などで誠意ある対応だとされている方を見かけましたが、その対応は当然の事ですよ。

何度も書きますが私は出資者ではないので手元に規約はありませんが、通常ファンドの規約変更は
事前に出資者に同意を得た上で行われるものですし、運用側が自己都合で変更できる範囲は事前に
明示されているものですし限定的なものです。
ですから既に運用が開始されているファンドに関し同意なく規約変更を行い、それに起因した理由で
出資者が解約を求めた場合、応じないとすれば、それこそ金融庁から指摘を受けますよ!笑

このファンドに関してクラブが発表する以前に「こんなモノがあったらいいな」との内容のブログを
書かれている方がいらしゃって、その方向性のファンドがあれば面白そうだと思いましたし、今回の
ファンドはそのブログをヒントにされているのではないかと思う点もありますが、それは運用が既に
開始された2017年産駒を想定されてはいなかったと思いますし、今回発表となったこのファンドとは
理念からして似て非なるモノであると考えています。 (未確認の為、私が勝手に。)

その私が気になった点として、" 浦河を中心とした日高生産の馬を応援できる「URAKAWAファンド」"
と銘打っているにも拘らず、5つのファンドの内3つには外国産馬が組み込まれている点。
(その前段に、" ニューワールドレーシングの所属馬及び " と入っている所がミソですね!)
そして残りの2つには前出のボーンシストが判明した マイネナデシコの17 がファンドに入っています。
何とか売り捌きたい、少しでも資金を回収したいという気持ちが透けて見える気がしますね。

残口が分がクラブ保有になっても活躍すれば、出資者より回収率としては良い投資になるはず・・・。
とは言いませんけどね、それは全てのクラブに言える事ですから。

このファンドが売れるかどうか分かりませんが、対象馬の出資者はどういった気持ちなのでしょう?
感じ方やその後の判断に関しては出資者毎でしょうが、ファンド発表とほぼ同時に対象馬の残口が
大幅に増えた現状を見ると、余り好意的に受け取ってもらう事が出来なかったようですね。

私としては、40口も400口も10,000口もファンドも費用差はあれど出資者としての気持ちの部分は
特に変わりはないと思いますが、40口という事に特別感や価値を見出す方がいる事も事実ですし、
口取りや命名の確率が上がる程度のケアでは足りなかったという事でしょう。
まあそれよりも今回取り上げなかった " 【1周年記念 感謝のご紹介キャンペーン】 " とやらで急に
40口の馬を1,000口募集に変更したりと、前述の振込手数料の件を含めての場当たり的な対応が
問題視されたのではないかと、傍から見ていても思いました。 (あくまで私の感じた事です。)

ただクラブ所属馬が現状結果を残せていない点は、私の出資馬がなかなか勝ち上がれないのと同様、
出資者の自己責任の部分がありますし、まだ初年度産駒が走り始めたばかりの段階ですからね・・・。
それに所属馬(特に自分の出資馬)が活躍しさえすれば良い!と考える方が、このクラブの募集馬に
出資されるでしょうか?そこが求める処であるならば、サンデーRさんではないですか? (40口ならね)

私が交流させて頂いているNWRさんの出資者の方々は結果も大切だと思っていらっしゃるでしょうが、
そこに至るプロセスを重視され、当初掲げられた" CONCEPT " に共感し、自身の出資馬だけではなく
クラブ全体を応援されている方々が多いように感じていました。
だからこそ、そこまでの想いを持てない私は躊躇する面がありました...まあ資金面が1番ですけど。

今回の対応などを見て、私がNWRさんで出資をする可能性はファンドも含めてほぼ無くなりましたが、
熱い想いをもって出資されている方々を騙し裏切るような方向には向かって欲しくないと思います。

チョッと期待していた部分があるだけに、多少辛辣な書き方になった部分がある事は御容赦ください。
まあ非出資者が傍から見ると、こんな風に見えて、凄く嫌な感じがします!という余計なお話でした。

では。 


※今回のブログに転記した文面及び画像は" ニューワールドレーシングクラブ " さんの許可を一切取らず
  無断で使用させて頂いておりますので、問題があるようでしたら御連絡ください。
  その際には弁護士さんが示されたと思われる振込手数料に関する根拠を御教授頂ければ幸いです。

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